フライトジャケットが好き
【注意】見なくても今後のストーリーには一切関係ないです。マニアックなだけでつまらないよ。一応ことわっとくw
フライトジャケットが、好きなんですよ。
フライトジャケットつーと、戦闘機のパイロットが着てるジャンパーね。「トップガン」で、トム・クルーズが着てた様な(トムが着てたのは別の奴だけど、具体例として)。
具体的には、米空軍の「MA-1」とか、それより旧い「B-15」って呼ばれるタイプで、朝鮮戦争からベトナム戦争の後くらいまで着られてたやつね(それ以外にも沢山のタイプがあるけど、守備範囲外なので割愛)。
中1かそのくらいの当時に見てたミリタリー系雑誌にそういう特集が組まれてて、それが欲しくて近所の軍払い下げ品店とかに探しに行ったんだよなぁ。でも、「それっぽいジャンパー」はあっても、MA-1は置いてなかった。
そしたら、親父が渋谷のBRINGってお店で、古着を見つけて買ってくれたんだよね。色がネイビーで、自分が探していたOD色(オリーブグリーンぽい色)ではなかったし、比較的薄っぺらい一般モデルだったけど、これが大好きでね。結局、それは大学に入るくらいまで着てた。 古着通販もしているところで渋谷でも知られているお店らしいです。
今クロムハーツの買取キャンペーンやっているようです。まあ自分は売るものないので売れませんが。
・・・それがスタートになって、フライトジャケットをどんどん買うようになっていったなぁ。
最初は「アルファ」という有名メーカーの一般モデルだったけど、軍用実物と同じように作ったというレプリカ(とてつもなく高い)を見たときに、やっぱちがうなって思ったんだわ。まず重さが違う。綿じゃなくてウールが入ってるので、まぁ重い。
作りは、一見したら粗い感じにも見えるけど、その粗さが逆にかっこよくて、いつかこいつを着てやるって思ったんだよね。
そのレプリカは3万とか5万、高いものは10万近くで売られてたんだけど、その頃から近所の払い下げ屋が代替わりして、こういうビンテージに理解のある今の店主が店に立つようになったんだよね。
・・・で、たまにふらっと寄ると、コンディションの良い実物中古が出てる。ヤフオクなんかでも落としたけど、払い下げ屋で見て気に入って買う方が多かったかな。
やっぱ、「実際に使われた」という重みはでかいよ。実物ビンテージは虫食ってたりシミがあったりして、ちょっと汚れてる感じだけど、そういうのに袖を通すうちに、ピカピカの高額レプリカとかが欲しいとは思わなくなった。そんなわけで、クローゼットには何だか薄汚れたフライトジャケットが増えて行ったんだよね。
・・・ただ、それが面白くないのがうちのオカン。
元々、古着とかアンティークに理解のない人だから、息子が、誰が着てたかわからない、全く同じようなジャンパーを何着も集めてることが我慢ならないようだ。
袖や襟首がぼろぼろなやつ(実物ビンテージだから、ある程度は当たり前)を捨てようとして、何回も喧嘩した。
その間にも数は増えてって、70年代のやつが2着、ベトナム戦当時のやつが1着、あと、朝鮮戦争の時、マリリン・モンローが慰問コンサートで羽織ったというレアなモデルも入手した(新品当時は目が醒めるような綺麗なブルーだったそうだが、敵に見つかりやすいとかそういう理由で、すぐ廃止されたらしい)。
この間も、その店に行ったんだが、今度は、そのモデルの襟を改造したとても稀少なモデルが入荷してて、今買おうか迷ってる。
まぁ、趣味に走ってるしキレイな格好ではないし、一歩間違ったら作業員・ドカタのおっさんだからなぁ。最近の基準からしたら、いわゆる「オサレ」な格好ではない。
でも、そういうのに惹かれるというのは、何かあるんだろうな。何故かは知らないけど、自分が選ぶフライトジャケットって、タイプや年代がほぼ一定してるし。
・・・前世の因縁?
・・・空への憧憬?
理由は説明し辛いけど、とにかくまぁ、そういうのが好きなんだ。もう病気かもしれない。
元カノが軍モノNGな人だったんで、暫く封印してあったけど、久々に着たら、「あぁ、戻ってきたなぁ・・・。」って感じがする。
もうすぐ、春。
後何日着れるかはわからないけど、やっぱりくそ重いコレ着て、冬の名残を味わいながら、自分は過ごすんだろうなぁ・・・。